デジタルミュージアム
  • 3-0001

天竺大象図
てんじくおおぞうず

年代-寸法320×450
形態点数1
作者等-
解説

文久3年(1863)舶来の象図。この象は慶応元年(1865)に興行師であった鳥居熊吉の手に渡り、明治7年(1874)まで興行で各地をまわった。本図には、「中国人から象は全身が白いと聞いていたが、今回興行する象が本当の姿である」といった内容の、興行の際の宣伝文句が記されている。象は享保13年(1728)に初めて長崎にもたらされ、8代将徳川吉宗に献上されるため、垂井宿から美濃路を通って江戸へ向かった。

一覧に戻る

Back to Top