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松井(藤原)永貞
まついながさだ

松井(藤原)永貞

生誕   -
死没 明治2年(1869)

永貞の本名は松井治一郎、文政元年、表佐松井直三郎の子として生まれた。 初め野鍛治で、赤坂千手院系の刀工道永に鍛刀の手ほどきをうけ、のち独学で鍛法を研究して独自の鍛法を開発し、伊勢田丸、江戸青山、松江、京都などでも鍛 刀し、江戸末期の新刀作中、県下随一の名人となった。

生地が御勝山の近くであるので、銘に「御勝山麓住」と切りそえるものが多く、「御勝山永貞」と呼ばれている。明治2年(1869)6月22日に没した。行年51歳、法号釈浄貞居士。

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